第7回|10年続けてきて、今思うこと。これからのハグヒーリング

ハグヒーリングの10年を振り返るブログの最終回。

今回は、スクール設立から10年が経った今だから話せることを書いていきたいと思います。

辞めたいと挫折した時期

この10年の間、私は常に前だけを向いて走り続けてきたわけではありません。

その途中には、ハグヒーリングを発展させる考えをやめてしまった時期もありました。

そのきっかけとなったのが、ハグヒーリングの「ハグヒーニスト」資格を持つセラピストが経営していたメンズエステ店が摘発された事件です。

夢と理想を掲げ、「いつかは一般にも認められるハグヒーリングを」と活動していた時期だっただけに、その出来事は私にとって大きな衝撃でした。

真剣にハグヒーリングを学んでくれた方が、結果的に捕まってしまったこと。

それは、とても悔しく、悲しい出来事でした。

「どんなに努力しても、メンズエステという世界にいる限り、結局は違法と見なされてしまうのかもしれない」

「私がこれまでやってきたことは、すべて無駄だったのだろうか」

足元がガラガラと崩れていくような感覚と同時に、学んでくれた方々に対して、申し訳ない気持ちで胸がいっぱいになりました

エロで売るのではなく、技術で勝負したいセラピストのために指導をしてきたつもりでした。

けれど、「世間一般の目から見れば、結局は同じものなのだ」と、突きつけられた気がしたのです。

それ以降、私は目立つことを避け、細々と息を潜めるような活動を続けていました。

将来の見通しも立たず、インストラクターたちから見れば、頼りない代表だったかもしれません。

さらに追い打ちをかけるように、コロナ禍が訪れ、身も心も引きこもりがちになっていきました。

挫折しても続けてきた理由

そんなコロナ禍の中で、私は初めて「休む」ということを覚えました。

仕事漬けの日々から一度立ち止まり、メンズエステについて、そしてハグヒーリングについて、改めて考える時間を持つことができたのです。

その中で気づいたのは、

ハグヒーリングは、メンズエステで働くセラピストのために作ったものだった

という、当たり前のようで、忘れていた初心でした。

Uno.
Uno.

一般の方にも認めてもらいたい

そんな夢ばかりを追いかけるうちに、一番大切な原点を見失っていたのです。

それも無理はありません。

私はしばらくの間、現場のメンズエステから離れていました。

自分のサロンで施術をすることはあっても、来てくださるのは何年も通ってくれている良いお客様ばかり。メンズエステ特有の悩みである「過剰な要求」に直面することもありません。

そんな日々が長く続いたことで、私はいつの間にか現場感覚を失ってしまいました。

そこで初心に立ち返り、もう一度メンズエステ店で「一人のセラピスト」として働くことを決めたのです

初めて会うお客様に、どんなサービスが喜ばれるのか。
本指名を取るためには、何が必要なのか。
ハグヒーリングは、今の現場で本当に通用するのか。

そんな当たり前のことをもう一度、学び直す必要がありました。

久しぶりに現場に出て、率直に感じたことは——

Uno.
Uno.

楽しい!


という、心から素直な気持ちです。

改めて、私はメンズエステが好きなのだと実感しました。

いえ、正確にはメンズエステだけじゃなく、人に対しての施術することが好きなのです。

1体1でお客様と向かい合い、喜んでもらえることを探して、それが上手くいったときは、本当に楽しいと感じます。

そして、その楽しさを受講生にも、お客様にも伝えていきたいと再認識したのです

でも人の喜びはそれぞれで、パターン別に説明するのはとても難しいです。

だから私は、多くのお客様の心が動いた瞬間の施術を一つ一つ組み立てて、より実践的な内容の開発に挑みました

普段の講習も今まで以上に、受講生に寄り添った内容を意識していきました

お客様への施術や接客ももちろん楽しいのですが、

受講生のセラピストたちから、

受講生
受講生

学んでよかった

そう言ってもらえることが、私にとっては何よりの喜びです。

その言葉があったからこそ、私はこの10年を続けてくることができたのだと思います。

次の10年へのビジョン

新たな10年のスタートとして、ずっと温めてきたオンラインサロンの開校があります。

10年経ったということは、10歳年を重ねたということでもあります。いつまでも、たくさんの講習や施術を続けられるわけではありません。何が起こるかも、誰にもわかりません。

だからこそ、

Uno.
Uno.

たくさんの動画を残し、セラピストがいつでも学べる環境を作っておきたい

そう考えるようになりました。

インストラクターたちも、同じように歳を重ねていきます。ハグヒーリングを支えてくれた大切な仲間のためにも、オンラインサロンを形にする必要があると感じています。

実はスクール立ち上げ当初から、ハグヒーリングの講習DVDを制作・販売してきました。制作は決して簡単ではありませんでしたが、今振り返っても「作ってよかった」と心から思います。

どれだけ詳しいテキストを作っても、難しいハグヒーリングを動画なしで復習することは困難だからです

そして今は、完全に動画の時代。

特にマッサージや施術は、動画で見るのが一番わかりやすい分野です。

もっと気軽に、復習や学びができるツールがあってもいい。簡単な道ではないかもしれませんが、今後さらに必要性は高まっていくと感じています。

仕事の合間の待機時間に、
サクッと学べる。
何度でも見返せる。

そんな実践的で身近な講習動画を、これからたくさん作っていきたいと思っています。

10年を振り返って、最後に…

第七回まで書いてきましたが、ハグヒーリングについて私自身も振り返りができた良い機会になりました

今後も末永く活動して参ります。

また道に迷うこともあるかもしれません。

その時は初心を思い出せるように、皆様からのご指導ご鞭撻の程何卒よろしくお願いいたします。

読んでくださってありがとうございました。

代表Uno.


ハグヒーリング オンラインスクール
『Hug me ハグミー』

セラピストに必要なマッサージ技術を、部位ごとや技ごとに解説した動画を見て学べるオンラインサロンです。

会員になると、全てのコンテンツを見ることができます。

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